古本屋PIXY

古本屋PIXYの店長がオススメするマンガ・ライトノベルの紹介、更新記録を書いたブログです。

カルバニア物語 作者 TONO

ストーリー・・・カルバニア王国21代目国王にして初の女王・タニア。カルバニア一の大貴族タンタロット公爵の令嬢にして、初の女公爵を目指すエキュー。
バストDカップで愛らしくて無邪気なタニアと、無乳で男勝りで喧嘩好き、やりたいほうだいでケダモノあつかいされるエキューを中心にカルバニアの人々が織りなす傑作コミカルファンタジー!! 【“カルバニア物語 作者 TONO”の続きを読む】
  1. 2008/08/29(金) 21:30:19|
  2. 店長のオススメ!!-漫画編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

トライガン・マキシマム 作者 内藤泰弘

ストーリー・・・時は星間移民時代。後に大墜落と呼ばれる事故により、移民船団は地球を遠く離れた熱砂の惑星に放りだされた。奇跡的に形を残した宇宙船。その残された独立生産機能にすがって人々は街をつくりだした。大陸に確認された街は7つ。百余年が経ち人口の減少もゆるやかになった頃――悪夢は起こる。
ひとつの街が一夜にして根こそぎ消え去った。第3都市ジュライ――今では、人はそこをロスト・ジュライと呼ぶ。そして語り継がれるはガレキの山に佇む金髪の男の影――
彼の名はヴァッシュ・ザ・スタンピード。”人間台風(ヒューマノイドタイフーン)”の異名をとる、凄腕のガンマンにして筋金入りの平和主義者。そして人類初の局地災害指定を受ける男。
彼は自らの全てをかけ、ある一人の男の行方を追っていた・・・・・

はるか時の彼方
まだ見ぬ 遠き場所で
唄い続けられる
同じ人類のうた 。

【“トライガン・マキシマム 作者 内藤泰弘”の続きを読む】

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2008/06/01(日) 20:39:54|
  2. 店長のオススメ!!-漫画編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

火輪 作者 河惣益巳

本日紹介するのはベテラン少女漫画家・河惣益巳の大河チャイニーズファンタジー「火輪」です。

ストーリー・・・雷を呼び海を分け地を割るという伝説の神剣「竜王剣」が何者かに昇竜山より持ち去られた! 昇竜山の主で白真珠の化身の女仙人白玲娘々に育てられた半神半人の少年ラン・リーアンは、天界・仙界の者は人界に関わってはならないという掟のために動くことのできない白玲娘々の代わりに人界へ降り立つ。そしてリーアンが人界に降り立ったことを切っ掛けに、彼の人生と天・仙・人界の歴史は大きく動き始めるのだった。


唐突ですが、皆さんは漫画を読んでて思わず「騙されたー!!」と叫びたくなるような経験をしたことがあるでしょうか? 店長は余り伏線とか細かに読み解くタイプではないので、(はっきり言えばあまり頭がよくないので)結構あります。そんな経験の中でも一番「良い意味で騙された」のがこの「火輪」です。

あらすじに「東アジア大陸・華王朝の時代」と明記されていたり、天・仙界の者は人界に直接的に関わってはならないという掟があったり、清源妙道真君や竜吉公主が出てきたりするところからもわかるように、このお話は封神演義をモチーフにして架空の古代中国を舞台にしているのですが、これもよく考えると凄いことだったりします。今でこそ中国風世界観のファンタジーモノは珍しくありませんが、火輪の連載が始まったのは平成4年(1992年)。藤崎竜の漫画版封神演義がヒットするはるか前。今とは違い「チャイニーズファンタジー? 何それ?」みたいな状況でしたから。ブームを先取りしていたという意味でも河惣益巳は凄いですが、しかし一番凄いのはやはりそのストーリーテリング能力でしょう。
火輪の物語は、一つの謎が解けるとまた新たな謎が現れるというストーリー展開になっているのですが、これがもう素晴らしいのです(まぁご都合主義なところもちょっとあるけど)。

詳しくは言えませんが、作中のあるキャラがあるキャラに病的なまでに執着することにもきちんと理由があったりと、緻密な計算の基に組み立てられた物語は謎が明かされた後読み返すと「あーっ、成程」とうなずきたくなるような見事な出来ばえになっております。
特に終盤は素晴らしいというか凄いというか。最終回1話前の最後のコマの衝撃たるやもう筆舌に尽しがたい。「私にできぬことなどないのだから!!」とか○○が言っちゃうし!! 店長は連載当時リアルタイムで読んでたので、次の号が待ち切れなくってもうマジ困りました。
絵柄がか〜なり特徴的なので、万人にオススメとはいきませんし、物語より絵を重視する人は受け入れられないかもしれませんが、そうでない方には文句なしオススメです。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2008/04/09(水) 14:13:03|
  2. 店長のオススメ!!-漫画編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Dear Monkey 西遊記 作者 白井三二朗

こんにちは!!日曜日快晴に恵まれて、本日もお客様から頂いた古本を整理しております。
では、今回ご紹介するオススメ!!は「DearMonkey 西遊記 作者 白井三二朗
熱いドラマと魅力的なキャラクターで読ませる新西遊記です!!

ストーリー:中国は唐の時代(と言っても世界の殆どを妖怪に乗っ取られたパラレルワールド)。
妖怪を討ち滅ぼす破邪の経典を求めて、妹テンテンと共に天竺へと旅立つ玄奘。しかし途上で経典の処分を目論む妖怪たちの襲撃を受ける。妹テンテンをかばい妖怪に殺され、首を奪われてしまう玄奘。
一人残されたテンテンは復讐を誓い、玄奘の遺志を継いで、天竺を目指す。
そして彼女と同じく天竺を目指す妖怪たち。玄奘を殺して生首を奪い、その生皮を被って玄奘一行に成りすまし天竺を目指す妖怪の首領__その名は孫悟空。


これは面白いですよー。
「燃えて萌える正しい少年漫画的熱血冒険活劇」です。

・テンテン
主人公。健気で不幸で可愛くて不幸で、とにかく応援したくなるヒロイン。
・ゴクウ
孫悟空の一本の髪の毛から作られたコピー。基本的にバカで鈍感。テンテンを自分と同じ妖怪だと勘違いして旅の仲間に。
・ハッカイ
落ちぶれた「初代八戒」。人生再起を懸けて旅の仲間に。「飛べないブタはただのブタだ」というわけで、もう一度空を飛ぶため足掻きもがくおっさんブタ。
・ゴジョウ
暗殺のプロフェッショナルでゴクウの師匠。軍服と眼帯(実は伊逹で眼帯をしているのには姉にまつわる悲しい秘密がある)を身に着けた美女でゴクウにベタ惚れ。性格はいわゆる「鬼軍曹タイプ」でいわゆるツンデレキャラ。西遊記史上最も萌える悟浄。3巻で赤ちゃんを拾った時の行動などカワイ過ぎである。
・玄奘
テンテンの兄。多分、史上最も悲惨かつ困難な旅をしてる三蔵法師。
・孫悟空
妖怪の首領。残虐残酷残忍無慈悲。極悪。圧倒的な力を持つ物語のラスボス。ゴクウと命が連動しているため、孫悟空が死ねばゴクウも死ぬ。逆の場合は何も起こらない。

他にも牛魔王とか羅刹女とかの魅力的なキャラによって、西遊記にして西遊記にあらず。」という1巻裏表紙の説明どおり、西遊記を一ひねりも二ひねりもした設定を基に、熱い熱いテンション上がりっぱなしの怒涛の勢いで物語は進められていきます。
2巻の帯に「少女を追い込む現実! 決別! 爆弾! 敵敵敵敵敵敵敵敵敵敵!!!」とあるように、その勢いときたらもう「俺は最初からクライマックスだぜ状態」ですよ。
なにせ第一話でいきなり玄奘死亡! さらに仇が孫悟空!!
さらにさらに玄奘は孫悟空に傀儡として操られ、「西遊記」なのに主人公たちのパーティーに三蔵法師がいないどころか、敵の側にいるという状態になってしまいます。

師匠・村枝賢一譲りの白井三二朗の作劇力は見事なもので、ピンチは徹底的に危険であり、襲い掛かる悲劇は容赦なく心を抉ります。3巻のテンテンの虚ろな表情ときたら! そして最期にたどりつくラストシーンでは感動の涙を搾り取られるのです。

ゴクウとテンテンの恋愛描写がちと足りんのと、終盤「打ち切りだったのかな」と思わせる急展開なのが玉に瑕ですが、充分オススメに値する面白さを持った良作です。ってかゴジョウのためだけに買うのもアリ。

……しかし3巻帯の「狂い咲き天竺ロード!」ってキャッチフレーズ、元ネタわかる読者何人いるんだろう。シリウスって少年誌じゃねえのか?

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2008/03/02(日) 15:21:34|
  2. 店長のオススメ!!-漫画編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

フラワー・オブ・ライフ 作者:よしながふみ

ストーリー
病気のため、一年と一か月遅れで高校に入学した、花園春太郎。
今年のクラス担任は、オカマにしか見えない女性教諭・斎藤滋だ。
まず、春太郎が仲良くなったのは、ちび+まるっこいマンガ好きな少年・三国翔太で……。

・店長の感想

よしながふみという作者は、
元々は、ボーイズラブものを中心に描いていた漫画家である。
大抵、ボーズラブものから出てきた作家・漫画家というのは、
その時代に培ったであろう「男と男がいると、なぜか恋愛色が滲み出る」みたいなオーラを隠しきれない時が多い。
だから、ボーイズラブ畑の作家・漫画家が、「男と男の純粋に友情の物語」を描けるんだろうか、
という疑問があった。
西洋骨董洋菓子店は、やはりボーイズラブの要素があったから、どうしても、そういう要素が含まれるんだろうな、と思ってしまうのである。

ところが、
よしながふみという漫画家はすごい。
そういう要素を全く感じさせず、
純粋に、男の子と男の子の友情物語を完成させてしまっているのだから。やはり、偏見というのはいけない、と思った。でも、ここまできっちり感じさせない漫画を描けるのは、よしながふみぐらいじゃないんだろうか。

もちろん、物語の中には、
他にも、
女の子と女の子の友情あり、
家族愛あり、
学園ものらしく、文化祭やテスト勉強、部活(主人公たちは漫画の同好会所属)をめぐって、
面白おかしく、それはそれは、大人になった読者には、懐かしさや面映ゆさすら感じる青春を描いている。
それは現実的なことを考えると、かなり美化された高校生活にも見えるが、これが大人のための物語だとすると、それは何ら問題にはならないだろう。

この漫画は、終盤、とても重苦しい雰囲気の問題を扱うことになる。
(それはネタバレになるのであえてふせたい。)
けれど、最後の一ページまで読み切れば、
苦しい事も、悲しい事も、ない交ぜになりながらも、
ささやかな日常を大切にしていきたい、
青春(人生でもいい)を謳歌したいという純粋な気持ちを、
読者に思い起こさせる漫画である。

読み終わった時には、
読者は、
きっと「フラワー・オブ・ライフ」というタイトルの意味を
噛みしめることになるだろう。



古本屋PIXYでは、「フラワー・オブ・ライフ」(作者よしながふみ)を現在、全巻取り揃えております。
(店頭販売もあるため、在庫切れの際はご容赦ください。)

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2008/02/08(金) 12:36:33|
  2. 店長のオススメ!!-漫画編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ